MacBook ProのUSB-Cをマグネットにした
新しいMacBook Proを買って「これは困ったなあ」と思ったのは、 電源がUSB-Cになってマグネットが廃止されたところ。
こんなふうにブチッと刺すので、何回も抜き差してるうちにUSB- Cコネクタが壊れてしまわないか、、、 ケーブルに足を引っかけてMacBookProごと机から落ちたりしないだろうか、、、などなど考えるととても不安。
昔のMacBookProのマグネットでカチッとするやつはそん な不安がなくてよかったなあ...。
というわけで探してみました。カチッと出来る何かを。
そしてありました。
これです。
さっそくポチッと購入。
こんなのが配送されて来ました。
小さな箱。
開けると小さいなにかが入ってました。
MacBookProのUSB-Cに
取り付ける。ちょっと出っ張るけどまあいいか。
ケーブルにも
これを取り付ける
そして
カチッと、、、
出来た!!!
これでコネクタが壊れる心配も、 足で引っ掛ける心配もありません。
安心して電源に繋げられるようになりました。
MacBook Proを買いました
買いました。
MacBook Pro (13-inch, 2019, Thunderbolt 3ポートx 2) です。
MacBook Pro (13-inch, Early 2011)からの買い替えです。8年ぶりの新しいマシン。
設定するのが楽しみだなあと思ってたのですが、iCloudのおかげで旧MacBook Proの設定がほぼそのまま移行されてました。すごいですね。いままでのマシンとの違和感全くナシでスムーズに使える。
新しいMacBook Proの性能といえば、速さがすごいですよ。サクサク動く。インストールが速いのでPythonの開発環境の設定があっという間に整いました。
これからバリバリ使います。楽しみです。
今月聞いた新譜(2019年9月)
例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。
- アーティスト: V/A
- 出版社/メーカー: ECM
- 発売日: 2019/02/19
- メディア: CD
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Ralph Alessiです。
よく知らなかったのですが、サンフランシスコ出身のトランペッターとのこと。
ECMでのリーダー作は3作目らしいです。全9曲のすべてがRalph Alessiの作曲。
メンバーは下記。
Ralph Alessi (tp)
Ravi Coltrane (ts,ss)
Andy Milne (p)
Drew Gress (bass)
Mark Ferber (ds)
編成はオーソドックスなカルテット。なのに出てくる音はキリッとした透明感を感じるECMらしい音です。
曲の中に大きな変化はなく、起伏が無いまま淡々と静かに進んでいきます。
聞いているうちに景色がぼんやり浮かんでくるような気がします。
水墨画のような淡い色彩で風景をゆったり描いてるような感じです。
『ダメな人間』(深夜寄席・新真打昇進卒業公演@新宿末廣亭)
8月24日(土)に行ってきました。1年ぶりの新宿末廣亭。
この日は今秋真打に昇進される落語家さんたちの卒業公演でした。
演目は以下。
わさびさんの『ダメな人間』がとても印象に残った。
あらすじ
飛び降り自殺しようとしている中学生の少年を止めようとする警察と近所の人。
聴けば2人の女の子を好きになってしまった自分がイヤで、「こんな自分は将来絶対不倫をする」と言い出す。
警官や近所の人がが少年のダメさをなだめても、次々に自分がしたダメなことを言い続け自殺するのを止められない。
そこにやってきた猿渡警部。寝坊のうえに二度寝してしまい現場に遅刻してきたとのこと。しかも、寝坊の理由が「深夜にYou Tubeに熱中して寝るのが遅くなったため」。
近所の人も自殺少年も猿渡警部のあまりのダメさを厳しく咎めはじめる。
そして...。
他人のダメなところを叩く世の中を風刺した噺。
「自分のダメさを自分で咎める少年」と「自分のダメさを周りに叩かれまくる警部」の対比がおもしろい。
「落語とは、人間の業の肯定である」と立川談志の有名な言葉がある。
落語(古典落語)にはいろんなダメな人が出てくる。
働かないで酒ばかり飲んでたり、博打で家族を泣かせたり、人をだましたり、ちょっとしたズルをしたり。
それぞれにダメな業の深い人たちである(そしてダメさ故に愛すべきキャラクターでもある)。
こういう人が現代に生きてたらどうなるだろう。もしインターネットがあったら叩かれるのだろうか?わらわらと集まってきた知らない人たち(=当事者・関係者でもないのに徹底批判する人たち)に総叩きされるのだろうか?
なんてことを考えた。
ちなみにこの噺、最後は急な展開のうちにサゲとなる。あっけなく終わる。
「猿渡警部のダメさ」は近所の人にも自殺少年にも受け入れられないまま。
放り出されたような印象を受けてしまったのだが、これはこれで不思議と後味は良かったので良いなあと思った。
なんで後味が悪くなく良いと思ったのかはよく分からない。
これはこれで業の肯定なのかもしれない。
今月聞いた新譜(2019年7月)
例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。
- アーティスト: ポール・ブレイ,ゲイリー・ピーコック,ポール・モチアン,ジョージ・ガーシュウィン,アイラ・ガーシュウィン,Du Bose Heyward
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2019/06/05
- メディア: CD
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ポール・ブレイ・トリオのトリオのライヴ盤です。
メンバーは、
Gary Peacock(ベース)
Paul Motian(ドラムス)
ポール・ブレイはソロとトリオを数枚聞いたことあるくらいなのですが、このアルバムもポール・ブレイ的な美しさ。
さざ波のようにパルスが連続するところはまるで現代音楽のようでミニマル。
そして凛とした静謐感溢れるフレーズ。
じつは久しぶりに(3年ぶりくらいに)ポール・ブレイのCDを聞いたのですが「あーこれこれ。ポール・ブレイだ」とひとりでうなずいてしまった。それくらい自分にとっては強い個性を持ったピアニスト。ほんとに好きです。
このアルバムは1999年のスイスでのライブ録音。
なんでこれが今まで発売されてなかったんだろう?と思うくらい音がクリアでよいです。
ピーコックとモチアンのプレイも知的で良いです。
ポール・ブレイのソロ・ピアノを聞きたくなりますね。
『Open to love』を久しぶりに。