緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

みきちゅの学芸会@品川プリンスホテル クラブex

3月26日に行ってきました。

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3年くらい前からみきちゅさんのライブを見てます。真摯に音楽に取り組んでる姿がとてもすばらしいアイドルさんです。
今回のライブは久しぶりのワンマンでした。
活動休止などなどいろいろありましたが、過去を総括しながらも前向きな未来の見えるライブでとてもよかったです。
力いっぱいの全力投球ではなくて、さらりとゆるいボールを投げてるんだけど、きちんと熱いものが伝わるのってすごいなあという印象。
新しい曲も良かったです。

あと、着席でライブを見れるのはいいですね。
落ち着いて音楽を聞けることって大事だなあと思いました。
いつもは聞き逃してる音やフレーズも今回聞くことが出来たと思います。
オールスタンディングもたのしいんですが、たまにはこういう場所でライブやってほしいなと思いました。



ライブのあとはいつものこれでした。

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Life Is Beautiful.

タワーレコードのECM

3連休ですね。
とはいえ、資格試験が4月に迫ってるので3連休は毎日図書館です。
図書館が17時に終わってしまうので自宅に帰る前にちょっと渋谷のタワーレコードに行きました。
ジャズのコーナーが広いですね。
そして何とECMのコーナーが!
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すばらしい。
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ECMのレーベルコンセプトのこの言葉大好きです。

キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」のSACD化がタワーレコード限定で発売されてたりと魅力的なCDがたくさん。1時間くらいCD眺めたり試聴したりですごしました。

で、買ったのはこれ。
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ラルフ・タウナーの新譜です。
これから聞きます。
たのしみ。

テンション表

コード/コード機能でどんなテンションが使えるかな?というときのメモ(自分用メモとして)。

コード 機能 テンション
9th 11th 13th
I(I6、I△7) T 9 (6th)
I-(I-6、I-7、I-△7) Tm 9 11 (6th)
II-7 SD 9 11
II-7(♭5) SDm 9/major Key 11 ♭13
♭III△7(♭III6) T 9 #11 (6th)
III-7 T 11
IV△7(IV6) SD 9 #11 13
IV7 SD 9 #11 13
IV-7(IV-6) SDm 9 11 (6th)
V7 D ♭9、9、#9 #11 13、♭13
V-7 Dm 11
♭VI△7 SDm 9 #11 13
VI-7 T 9 11
VI-7(♭5) Tm 9 11 ♭13
♭VII7 SDm 9 #11/major Key 13
VII-7(♭5) D 11 ♭13
VIII○7 D 11 ♭13

菊地成孔の「憂鬱と官能を教えた学校」に載ってたテンション表(バークレーで使ってやつらしい)を見ながら作りました。(「△7」とか「-7」とかの表記は書籍に書いてある表記のままです。)


とはいえ、ここに書いてあるテンション何でも使っていいか、というとそうではないです。
解決先のコードが、メジャー系 or マイナー系によってどのテンションを選ぶかが変わります。

例えば、マイナーに解決するⅤ→Ⅰであれば、
G7(♭13)→Cm7
このとき、
G7の♭13のテンションは♭E、Cm7の3度は♭E
解決先の3度の音をⅤのテンション(♭13)によってチラ見せさせるわけです。つまり♭13によって「つぎはマイナーに向かうよー」と聞き手に予告することができるわけです。

メジャーに解決するⅤ→Ⅰであれば、
G7(13)→CM7
となる。
G7の13のテンションはE、Cm7の3度はE
解決先の3度の音をⅤのテンション(13)によってチラ見してるので、「あ、つぎはメジャーのコードが来そう」と聞き手に予測させるわけです。

とはいえ、
G7(♭13)→CM7
のように「つぎはマイナーに向か、、、わずにメジャーにいくよ」
と聞き手のウラをかくような進行もあるんですけどね。

中牟礼貞則 84歳のお誕生日ライブ@新宿PIT INN

3月15日(水)に行ってきました。

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去年も一昨年も見に行った中牟礼さんのお誕生日ライブ。会議が入ってたのであきらめてたのですが、リスケになったのでダッシュで丸ノ内線に乗って新宿三丁目へ。

メンバーはこちら

中牟礼貞則(g)
金澤英明(b)
吉野弘志(b)
浅利史花(g)
石井彰(pf)
石若駿(Drs)


中牟礼さん以外のメンバーが登場しまずは
「スタンダード中心に演奏する」とのことで「Some Day My Prince Will Come」からライブスタート。
浅利史花さんをはじめて見ました。ギターの音色がすばらしいですね。

そして中牟礼さん登場。
今日もP-90フロント一発のES-175です。渋い。

1stセットでの「アマポーラ」が素晴らしくてもうコレ聞けただけで「今日は来てよかった」と思いました。というか「音楽好きでよかった」と思いました。最高です。うっとりしました。たまたま先週にこんな記事を見てたので演奏聞きながら中牟礼さんの音楽の足跡に想いを馳せてしまいグッときました。

中牟礼貞則インタビュー ~『We Love MURE san』 - JJazz.Net blog


休憩を挟んで2ndセットは浅利史花さんとのギターデュオで「Body and Soul」。
何と年の差61歳のデュオです。中牟礼さんのバッキングがキマリまくりです。うーん、これは家に帰ってから練習したい。
2ndセットは「黒いオルフェ」「Beatiful Love」が印象に残ってます。2曲とも好きな曲です。
あっという間の2時間半でした。

他に印象に残ったのは、

  • 石若駿さんのドラムの表現力はすばらしい。聞き入ってしまう。ピアノみたいなドラム。
  • 金澤さんと吉野さん2人のウッドベースのソロすばらしい。ステージにウッドベースが2人並ぶってなかなか見られないので貴重なものを見させてもらった。
  • ピーンと張り詰めた緊張感があるライブもいいけど、こんなあたたかいライブとても良い。ホームパーティーみたい。
  • 演奏者のみなさんがとてもたのしそう。見ててたのしい。

来年の85歳のライブもぜひ行きたいと思います。
楽しみです。

ストラトキャスターというギター

かれこれ25年くらい使ってるのがこのギター。

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1974年のストラトキャスターです。
去年ES-175を買ってからたまに弾くくらいになってしまいました。
ES-175から持ち変えると個性の違いがすごくよく分かります。
同じエレキギターでも別の楽器みたいです。ピアノとオルガンくらい違います(ピアノもオルガンも弾いたことないので適当ですが)。

何が違うかというと、

  • 音が硬い。細くてシャープ。
  • ロングスケール。
  • ボディが薄くて体にフィット。弾きやすい。

ってところですかね。

ES-175と比べたらそりゃ違うだろ!ってことで当たり前なんですけどね。音も何もかもが違う。音が違うから弾き方も変わってきます。
ストラト弾いてるときはどんどん高音に向かってフレーズ繋いでいってチョーキングやビブラートでコブシ回すような弾き方をしてる気がします。
ES-175ではとにかく和音。和音がきれいに響くので弾いてて気持ちいい。なのでとにかく和音を意識したフレーズで音を繋げてるような弾き方でしょうか。

あと、すごく思うのは、工業製品としてすばらしいクオリティだなあと。
楽器なのに工業製品を感じさせるのってストラトくらいな気がします。どんなところが工業製品的かというと、

  • ネックがボルトで取り付けられてる。
  • ピックガードにピックアップやスイッチが取り付けられててボディにネジ止めされてるだけ。

という点。生産効率最優先のプロダクト。
それでいて楽器それぞれに特有のユニークさがある(作りが粗いための「個体差」ともいうけれど)。
なんとも魅力的です。

演奏するのがジャズ中心なのでストラト弾く機会は今後も多くはならないですが、良いギターなので手放せないですね。