緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

柔術をはじめて5カ月目なので課題を書く

2018年7月に柔術を習い始めた(そのまえも少しだけやっていたのですが)。
そろそろ半年経つので、いま時点でのまとめをします。

  • やったこと
  • できなかったこと
  • やりたいこと

の内容でザッとまとめてみます。

やったこと

練習ノートをつけるようになった

練習で習ったこと(特に技研で習ったこと)をメモしています。
やったことが無い技はすぐに忘れてしまうます。なのでせめて頭の中で反芻することが目的です。
Evernoteにメモしてるので空き時間や移動時間にサッと開いて見るようにしてます。
トイレの時とか、ほんとにちょっとの時間をメモを見る時間に当ててます。
結果、技がバリバリ使えるようになったかというと、そこまでにはなってないのですが、スパーの時に「あ!メモで見たコレが今できるかも」と気づくことが多くなった気がします(その技がキマったことはまだ無いのですが...)。
それだけでも意味があるのかなあと今も継続しています。

柔術の動画を見る

教則DVDを見るためにタブレットを買いました。電車の中で動画を見れるようにするためです。
ですが、今は見れてません。仕事でどうしても電車の中も学習時間にしなければいけなくなったためです。
「帰宅して10分間は柔術動画を見る時間に当てる」のように時間確保しようと計画中です。

バランスを意識してスパーリングするようになった

以前はスパーリングではカラダを動かすことだけで精一杯だったのでした。
現在は「いまの体勢は崩されやすい体勢なのか?」を意識してスパーリングするようになりました。
「この体勢は崩されにくくて安全だから少しチカラを抜いていいな」「この体勢は攻められにくいからバックに回って攻めに入ろう」という考え方が出来るようになりました。少しだけ冷静にスパーリングできるようになったかなあと思います。

ウエイトトレーニングで基礎体力をアップした

直接柔術に関係ないのですが、ウエイトトレーニングを続けています。筋力アップが目的です。
筋力アップしたことで良い結果(スパーリングで極めれるようになった、相手を制することができた、など)は無いです。でも「気弱な自分対策」として効果が出てると思います。上級者とスパーリングするときでも「筋トレをあれだけ頑張ってるんだから何とかなるかも」と思えるところに効果が出てると思います。
ウエイトトレーニングは自分的にはメンタルトレーニングとして重要なのでこれからも続けていきます。

できなかったこと

週2回以上練習する目標を立てたができなかった

週1回の練習になってます。10日間あいてしまうこともあります。
練習で怪我をした、風邪をひいた、仕事が遅くなった、別の用事を優先した、が原因です。
3カ月前は僕と同じレベルだった人が最近はメキメキと上達してスパーで勝てなくなってます。その人は週3で練習してます。練習回数は大事ということはこのことからも痛感してるので何とか週2ペースでの練習を習慣にしたいです。

スパーリングで極められるようになれなかった

5カ月やってきて、スパーリングで相手からタップを取ったのは1回だけです。それも柔術はじめたばかりのころなので単にラッキーヒットだったのでは?(相手が油断してた?)。最近ではタップ取るどころか、2回に1回は自分が極められてタップしてます。
タップを取ることがスパーリングの目的ではないのですが、もっと技を使えるようになりたいです。
技をかけられるポジションに自分の体勢をもっていくことが出来ないので、まずはエスケープやポジション取りの練習かなあと思ってます。
いや、それ以前に柔術の基本ムーブの練習か?
これについては悩みどころ。

スパーリングをたくさんやる

一度の練習で3回くらいしかスパーリングに参加できてません。3回でバテバテです。上級者の方は5回以上スパーリングに参加してるのに...。
スパーリングで適度にチカラを抜くことを意識してるが、それでもスタミナが続かない。まだムダにチカラが入ってるのか、ムダな動きが多いのか、それとも本当にスタミナが無いのか、は不明。何となくですが、「予測してない動き」が多いのが原因かなあ、と思う。予測してないところで押さえ込まれたり、関節とられたり、絞められたり、そういうことが多いととっさの動きが必要になるので疲れてしまうのかなあと。
動きのパターンをつくって「予測してないこと」を減らすのがいいのかなあと考えてます。

やりたいこと

自分の動きのパターンを持つ

先にも書きましたが、「動きのパターン」をつくることをやりたいなあと。

  • ハーフガードになってるとき(もしくは、ハーフガードされてるとき)
    • Aの動き
    • Bの動き
    • Cの動き

のような選択肢を自分なりに持っておく→いざという局面でこの3つが頭の中に浮かぶ→頭に浮かぶと同時にカラダが動く
みたいなのが出来たらいいなあと。
ついでにバッドパターンもあればいいのかも。
例えば、

  • 三角絞めをかけられた
    • 首に絡んだ足側に逃げるとさらに絞めがキツくなる

とか。

これはいまメモを書き溜めてます。

映像をじっくり見る時間を作る

教則DVDをじっくり見る時間をつくりたいです。
スキマ時間に少しずつ見るのでは断片的な理解になってしまうのでは、と思うためです。まとめて見ることによって「あーこの技とこの技は似てるから連携してつかえるな」みたいな知識をつけたい。
(そういう知識にたどり着かないかもしれないけど)

5カ月間の総括

そんなに強くなってないです。まあまだ5カ月なので当たり前ですが。
でも別の道場(打撃・寝技・投げ有りの総合武道を10年前からやってます)での寝技スパーリングでは、相手をコントロール出来てる場面が多くなったと思います。
少ーしですが以前よりも成長してるぞ、と自分に言い聞かせて、、無理やりにモチベーションを高めてます。

映画『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』を見ました

風邪で数日床に臥せっていました。
時間があるのでこれチャンスと以前から気になってた映画を見ました。
見た映画はチェット・ベイカーの自伝映画『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』(2015年制作)です。

チェット・ベイカーの映画といえば、『LET'S GET LOST』(1988年制作)というドキュメンタリー作品があるのですが、今回見たのは、事実をもとにしたフィクションらしいです。たぶん。

物語的には、1960年代中半から1973年までを描いています。チェット・ベイカーがイタリアで逮捕されてから1973年にディジー・ガレスピーの尽力で復活するまでの物語。喧嘩で前歯を折られるというエピソードも含まれます。

チェット・ベイカーをダメ男として描かれてる的な映画のあらすじを聞いてたので、「ダメ男を叙情的に描いた映画だったら嫌だなあ」と思ってたのですが、そんなことは無く、クールで飄々として生命力あるチェット・ベイカーが描かれてます。だからこそ映画の結末はとてもつらいです。重すぎる選択に何も言えなくなってしまいます。音楽への業の深さというか、なんでしょうね。やるせない気持ちになります。

この映画のその後のチェット・ベイカーについては、『LET'S GET LOST』でドキュメンタリー映画になっています。最晩年の1987年~1988年に撮影された映像です。五十過ぎとも思えないシワだらけの顔に驚かされます。そこにはヘロインに溺れた日々が刻まれてるように見えます。でも、そんな外見でも歌い出すとあの頃の甘くロマンティックな歌声です。若さはもうないがその代わりに枯淡の味わいが増し、それでもまだまだ甘さがある。なんていうか、音楽への逃れられない業の深さに残酷さを感じます。

というわけで、『ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE』を見たら『LET'S GET LOST』もあわせて見たいのですが、日本版のDVDは発売してないんですね。。日本版発売しないですかね...。

そういえば、今年はチェット・ベイカーが亡くなって30年目です。
偶然ですが、良い節目で見れたのもよかったです。

ジャズに興味ない人でも楽しめる映画と思います。




11/26(土)公開『ブルーに生まれついて』予告編



Let's Get Lost - Trailer

今月聞いた新譜(2018年10月)

例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。


Temporary Kings

Temporary Kings

マーク・ターナーとイーザン・アイヴァーソンのデュオです。

このヂュオはめずらしいなと思ったのですが、ビリー・ハートのカルテットでアルバムを2作残してました。ほほー。
クラシカルなピアノに、静かで広がりあるサックス。
音数は少ないけど空間にじんわりと広がっていく。
水彩画のような演奏です。
マーク・ターナーの音色が華やかで美しいので、淡いけど色彩豊かな印象。

「ギリギリとした緊張感あるセッションの応酬」という感じはなく、「静かな対話」という印象ですが、ところどころで激しさが垣間見えるときがあります。青白い炎がかすかに見えるような。

淡々としてほどよい緊張感で、聞いてて心地よいです。



10月初めにイヤホンを失くしてしまい音楽聞く時間が作れなかった(だいぶ経ってからイヤホン見つかった)。
集中して音楽聞く時間を作りたいですね。
もうちょっと寒くなったら、お風呂で湯に浸かりながら音楽聞きくようにしようかな、と思ってます。

Fire HD 8 タブレットを買ったことと思ったこと

Amazon Fire HD 8 タブレットを買いました。

購入目的は、柔術の動画(教則DVD)を通勤電車の中で見るためです。
柔術の技は何度も練習してカラダに染み込ませて覚えるのが一番なのですが、

  • 仕事もあるのでどうしても練習が週1~2回になってしまう。
  • 週1~2回ペースだと覚えるのに時間がかかってしまう。
  • ならば動画で繰り返し見れるようにしよう。

となったわけです。

しばらくはiPhoneで動画見てたのですが、小さくて見にくい。目がショボショボに疲れてしまう(もう若くないので)。。
ならばタブレットを買うか!と思ったのですが、iPadは高い。家計のことを考えると、ちょっと高い、かなり高い。かなり勇気と決断力がいる。。そんなときにAmazonプライムデーでFire HD 8 タブレットが39%オフで販売してるのを見つけました。なんと5,480円!
iPhoneに比べたら出来ることはかなり制限されるのですが、「動画見るだけならこれで良し」と割り切ることにしました。

商品届いて(いっしょにMicroSDカード32Gも購入)、さっそく動画をいれました。

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なんの問題もありません。
普通に動画が見れます。うん、買ってよかった。

実は買ってしばらくして全く使わない時期が1カ月くらいあったのですが、9月くらいからまた使っています。
使わなかった理由は、

  • 操作性がイマイチ。触ってて楽しくない。Apple製品に比べると無機的な「モノ」という印象。
  • 楽しくないので触る回数減る。
  • 目的・動機がないとカバンに入れて持ち運ぶことはない。
  • 家の中では使わない(自宅にはMacがあるので)、ますます触らない。

ということで1カ月くらいホコリかぶってました。

最近はカバンの中に必ず入れてます。というか、入れるようにしてます。
柔術の技を覚えなければという気持ちが最近強くなったためです。
あとは、
使い方を割り切って買ったものなので購入目的を遂行させようという気持ちもあります。
そもそも動画を見るだけのために買ったものだから。

不満は多少あるけど、モノは使いみちがあってこそのなので。

なんというか、
モノに楽しませてもらってることに慣れてしまうのは良くないなあと。
モノに依存してしまう生活はしたくないなあ、と思ったわけです。

便利なモノがいろいろ生活に溢れてきてますが、モノとは上手にお付き合いをしたい。
そんな想いを持ちながら今日も通勤電車の中で動画を見ています。

質実剛健な通勤のお供。気に入ってます。

今月聞いた新譜(2018年9月)

例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。


Invisible Threads

Invisible Threads

ジョン・サーマンです。
ECMらしい美しいジャケットですね。
ドラムとベースが参加してないためか、ゆったりとしてます。
少ない音数で淡々としてるのですが、軽やかでやわらかです。
なんというか、牧歌的な印象。
音色がすごく美しいです。
ジョン・サーマンのソプラノもバスも素晴らしいのですが、ピアノもヴィブラフォンもすごく音色がきれい。
音と音の共鳴をたのしむことができます。
全体的にはすごくゆったりと落ち着いたアルバム。
秋が深まる季節に聞くといいかもしれない。


最近は格闘技とジム通いが忙しく、音楽聞く時間があまり持てませんでした。
ギターもしばらく弾いてない。
そんな時期なんでしょうかね。
10月はマーク・ターナーとイーサン・アイヴァーソンのデュオがECMから出るらしいのでたのしみです。