緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

井上智さん&北川潔さんの「Second Round」

今年のはじめくらいに買ったアルバムでかなりの回数きいてるのがこれ。

Second Round

Second Round

かなりお気に入りです。
ギターとベースのデュオです。

アルバムの発売記念ライブ見に行ったときに買いました。
平日は会社帰りくらいしか音楽聞く時間がないんですが、これ聞くために遠回りして帰ったことも何度か。

ギターとベースのデュオというと、ジム・ホールロン・カーターの名盤「Alone Together 」を想像します。そんな印象のアルバムかな?と思ったたらちょっと違いますね。いや同じかな?いや、そうかな。うーん、何というか比較にならない。

軽やかで繊細なギター、重くしっかり且つ熱いベース、
と思いきや
ギターがどっしりとしたフレーズ弾いたりベースが軽やかに歌い出したり、お二人が反応しあってるのがすごく良い。
反応しあってるといってもピリピリと緊張感が張り詰めてるわけではなく、穏やかな雰囲気で演奏が進んでく。そういった意味では「Alone Together 」よりもジム・ホールとビルエバンスの「Intermodulation」に近いのかな?無理やりジム・ホールに例えてますけど。

このデュオアルバムはまたやってほしい。そしてライブもやってほしいです。