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緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

ダイアトニックスケールのこと

音楽

音楽理論って「そういうモノだからそのままおぼえて」というものが多くてなかなか身につきませんでした(僕だけかもしれませんが)。
しかし、構造が分かれば一気に理解が進むし、法則を知ればその規則正しさがすごく魅力的に思えてくるように感じます。

そこでまずはダイアトニックスケールについて。
教則本ではじめのほうに登場することが多いのですが、腑に落ちる説明がないまま進んでいき、理解に至ってないから他のスケールが登場すると完全にチンプンカンプンでスケールが苦手になる、ということが多々あります。学校の授業に追いつけなくて落ちこぼれていくプロセスと同じですね。こうなると、理解することを放棄して指の運動としてスケール練習に打ち込んで指におぼえさせる、という体育会系な努力をしなければいけなくなる。これはとてもツライ。

そんなわけで音楽理論を勉強し直してるんですが、まずは基本に立ち返ってダイアトニックスケールのことを書こうかなと。
スケール、つまり音と音との距離についての話です。

スケールとは

ある特定の音をルート(完全1度)とみなした場合にそこからある一定の距離で並んだ音の集合体がスケールです。
ある一定の距離とは何か?

メジャースケール

メジャースケール

これが音と音との距離です。
ピアノの鍵盤をみれば一目瞭然。

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Cメジャースケールで見ると、

  • CとDは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • DとEは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • EとFは黒鍵を挟んでないので半音分の距離があります。
  • FとGは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • GとAは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • AとBは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • BとCは黒鍵を挟んでないので半音分の距離があります。

つまり「全・全・半・全・全・全・半」の距離が音と音との間にある。

マイナースケール

ではマイナースケールはどうか。

マイナースケール

さっきの鍵盤の絵をみてください。
AをルートとしたAマイナースケールおなじように見ると、

  • AとBは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • BとCは黒鍵を挟んでないので半音分の距離があります。
  • CとDは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • DとEは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • EとFは黒鍵を挟んでないので半音分の距離があります。
  • FとGは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。
  • GとAは黒鍵を挟んでるので全音分の距離があります。

つまり「全・半・全・全・半・全・全」の距離が音と音との間にある。

平行調

ここで
おや?と気づくかもですが、おなじことを順番変えて書いてますね。
メジャースケールの「全・全・半・全・全・全・半」を第6音から始めると「全・半・全・全・半・全・全」となってマイナースケールになります。

C D E F G A B C D E F G
メジャースケール
マイナースケール

つまりCメジャースケールとAマイナースケールははじまる位置が違うだけで同じということが分かります。ということはCメジャースケールを覚えたらAマイナースケール(Aナチュラルマイナースケール)も同時に覚えられるということですね。これは便利。
メジャースケールの第6音からはじめるとマイナースケール(ナチュラルマイナースケール)になります(重要)。

これを平行調といいます。
メジャースケールを1個覚えたらナチュラルマイナースケールも覚えられる。一石二鳥ですね。

表にまとめました。

メジャー マイナー
C Am
C#(D♭) A#m(B♭m)
D Bm
D#(E♭) Cm
E C#m(D♭m)
F Dm
F#(G♭) D#m(E♭m)
G Em
G#(A♭) Fm
A F#m(G♭m)
A#(B♭) Gm
B G#m(A♭m)

Eの平行調はCmじゃないの?と勘違いしそうですが、ここも「全・全・半・全・全・全・半」の距離で並んでるんですよね。規則正しい法則はうつくしい。




音楽ってじつはきちんと法則にしたがって規則正しいところが数学的で非常に美しい、と最近思うようになりました。
まだまだはじめたばかりで勉強中ですが。
自分で理解ができたら備忘録的にここに書いていこうかと思います。