大西順子「Tea Times」を聞きました
遅ればせながらやっと聞きました。6月に出た大西順子さんの復帰アルバムです。
- アーティスト: 大西順子
- 出版社/メーカー: ヴィレッジレコーズ
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: CD
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4月の新宿PIT INNのライブにも行ったしその時に今作の曲も聞いて「これはアルバム絶対聞くしか!」と思ってたのに今日まで聞いて無かったのは自分でも謎です。
すでにいろんな人がレビューされてますがバラエティーにとんだアルバムです。ビッグバンドありヒップホップっぽい曲やラップもあり。
ラップについては賛否両論のようですが僕はよいと思います。
丁寧に今のジャズを掘り下げてると思います。
プロデューサーとして菊地成孔の名前が上がってたので、ロバート・グラスパー・エクスペリメントみたいな曲はなんとなく想像ついたのですがジョージ・ラッセルの曲が入ってるのは菊地成孔だなあと思いました。おもしろい曲です。こういうグルーブは今風なんだろうなあと思います。
いろんなことやってるアルバムですが全体的にはダーティーなカラーな印象です。個人的に。
どんな曲でも大西順子のあの黒っぽいノリとグルーヴはビンビンきてます。
今でも結構な頻度でデビューアルバムの「WOW」を聞いてますが今作と連続して聞いてもスッと聞けます。やっぱりこの人のピアノは魅力的です。