技術について知ること
最近こういう本を読みました。
人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
- 作者: 松尾豊
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/03/11
- メディア: 単行本
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歴史について、背景について、出来ること、出来ないこと、について丁寧に説明されてます。すごく分かりやすい。
新しい技術の本ってバズ的なものも含めて結構な数が出版されて消えていくと思うのですが、技術がどのような背景から生まれてどんな段階を経て、積み上げられてきたかを知ることって大事だなあと思いました。
なぜこの技術が必要なのか、この技術が使われる理由は、を知ることは技術者だけでなく全てのユーザー、全ての生活者にとっても知るべきことではないかと。
いろんな技術が登場していつの間にか新しい技術を使った製品やサービスに飲み込まれていくことが日々の生活の中に起きていて今後もそれは加速していく。そんな中で根本を見直す、あるいは振り返ること、ってすごく重要になってくるんじゃないかなと思いました。
なぜ我々はその技術、サービスを使うことになったのか、を根本から立ち戻りキチンと理解してそれらを生活の中に迎え入れていくことってもっと重要になってくるのではないかと思いました。
この本についての直接な感想ではないのですが、そんなことを考えました。