ストラトキャスターというギター
かれこれ25年くらい使ってるのがこのギター。
1974年のストラトキャスターです。
去年ES-175を買ってからたまに弾くくらいになってしまいました。
ES-175から持ち変えると個性の違いがすごくよく分かります。
同じエレキギターでも別の楽器みたいです。ピアノとオルガンくらい違います(ピアノもオルガンも弾いたことないので適当ですが)。
何が違うかというと、
- 音が硬い。細くてシャープ。
- ロングスケール。
- ボディが薄くて体にフィット。弾きやすい。
ってところですかね。
ES-175と比べたらそりゃ違うだろ!ってことで当たり前なんですけどね。音も何もかもが違う。音が違うから弾き方も変わってきます。
ストラト弾いてるときはどんどん高音に向かってフレーズ繋いでいってチョーキングやビブラートでコブシ回すような弾き方をしてる気がします。
ES-175ではとにかく和音。和音がきれいに響くので弾いてて気持ちいい。なのでとにかく和音を意識したフレーズで音を繋げてるような弾き方でしょうか。
あと、すごく思うのは、工業製品としてすばらしいクオリティだなあと。
楽器なのに工業製品を感じさせるのってストラトくらいな気がします。どんなところが工業製品的かというと、
- ネックがボルトで取り付けられてる。
- ピックガードにピックアップやスイッチが取り付けられててボディにネジ止めされてるだけ。
という点。生産効率最優先のプロダクト。
それでいて楽器それぞれに特有のユニークさがある(作りが粗いための「個体差」ともいうけれど)。
なんとも魅力的です。
演奏するのがジャズ中心なのでストラト弾く機会は今後も多くはならないですが、良いギターなので手放せないですね。