テンション表
コード/コード機能でどんなテンションが使えるかな?というときのメモ(自分用メモとして)。
コード | 機能 | テンション | ||
---|---|---|---|---|
9th | 11th | 13th | ||
I(I6、I△7) | T | 9 | / | (6th) |
I-(I-6、I-7、I-△7) | Tm | 9 | 11 | (6th) |
II-7 | SD | 9 | 11 | / |
II-7(♭5) | SDm | 9/major Key | 11 | ♭13 |
♭III△7(♭III6) | T | 9 | #11 | (6th) |
III-7 | T | / | 11 | / |
IV△7(IV6) | SD | 9 | #11 | 13 |
IV7 | SD | 9 | #11 | 13 |
IV-7(IV-6) | SDm | 9 | 11 | (6th) |
V7 | D | ♭9、9、#9 | #11 | 13、♭13 |
V-7 | Dm | / | 11 | / |
♭VI△7 | SDm | 9 | #11 | 13 |
VI-7 | T | 9 | 11 | / |
VI-7(♭5) | Tm | 9 | 11 | ♭13 |
♭VII7 | SDm | 9 | #11/major Key | 13 |
VII-7(♭5) | D | / | 11 | ♭13 |
VIII○7 | D | / | 11 | ♭13 |
菊地成孔の「憂鬱と官能を教えた学校」に載ってたテンション表(バークレーで使ってやつらしい)を見ながら作りました。(「△7」とか「-7」とかの表記は書籍に書いてある表記のままです。)
とはいえ、ここに書いてあるテンション何でも使っていいか、というとそうではないです。
解決先のコードが、メジャー系 or マイナー系によってどのテンションを選ぶかが変わります。
例えば、マイナーに解決するⅤ→Ⅰであれば、
G7(♭13)→Cm7
このとき、
G7の♭13のテンションは♭E、Cm7の3度は♭E
解決先の3度の音をⅤのテンション(♭13)によってチラ見せさせるわけです。つまり♭13によって「つぎはマイナーに向かうよー」と聞き手に予告することができるわけです。
メジャーに解決するⅤ→Ⅰであれば、
G7(13)→CM7
となる。
G7の13のテンションはE、Cm7の3度はE
解決先の3度の音をⅤのテンション(13)によってチラ見してるので、「あ、つぎはメジャーのコードが来そう」と聞き手に予測させるわけです。
とはいえ、
G7(♭13)→CM7
のように「つぎはマイナーに向か、、、わずにメジャーにいくよ」
と聞き手のウラをかくような進行もあるんですけどね。