緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

聞こえが悪かった耳が治った

耳の調子が治ったら今まで聞こえなかった音が聞こえるようになって日々の生活から受ける刺激が少しだけ増えて楽しくなった、という話しです。

8月くらいから左耳の聞こえが悪いときがあって、「低血圧が原因かな?」と思ってたのですが(僕は血圧が上95しか無い)、日曜夜に風呂上がりの耳掃除をしたときに急に聞こえなくなってしまいました。
翌日に耳鼻科に行って診てもらったら「耳にゴミが溜まってる」とのこと。どうやら耳掃除の時に耳孔の奥に押し込んでしまったらしい。
細い管を耳孔に入れて掃除機のようにブオオオを吸い取ってもらったら、小指の先ほどのゴミがゴロっと取れた。ゴミで詰まってた左耳が治って音が聞こえるようになりました。

本当によかった。

どうやら8月くらいから左耳の調子が悪かったのは耳にずっとゴミが溜まってたのが原因らしい。
2カ月ぶりに聞こえるようになったことでどんなことが起きてるかというと、今まで気づかなかった微かな音が気になる。
例えば、
紙をめくるときの紙と紙がこすれる音、
硬い靴底が床に当たるときのカツーンという音、
スプーンがお皿に当たる音、
など。高い音域の聞こえる範囲が広くなったということですかね。

で、ギター弾くときが1番衝撃というか感動があったわけです。
何気なくギターを手にとって和音をゆっくりジャラーンと鳴らした時の聞こえ方が今までと全然違ってました。

  • 低音弦の振動がフルアコ内で反響してFホールから出た音、それと弦を弾く音とミックスされて部屋の中に広がってく音
  • 高音弦の響きの中にときどき「シャリ....シャリ...」というノイズが不規則に混じる音
  • ギターの音が部屋の壁に跳ね返って不規則に反響する音

良い意味での雑味が音に深みを与えてて味わい深い音に聞こえたのでした。
和音っていいなあ、と30分くらいいろんなテンション含んだ和音を丁寧に鳴らしました。たのしかった。

しばらくするとそういう微かな音が聞こえることに慣れてしまい感動が薄れてしまうので忘れないようにここに記録しておきたい。

まとめますと、
綿棒で耳掃除すると耳垢を押し込んでしまい耳を詰まらせるリスクがあるので気をつけようね
というお話でした。