旅
なんにもないところに旅に出たらいろいろと気持ちがリセットされたという話です。
今年の夏のお盆をすぎたころに旅に出ました。人里離れた温泉宿です。
どのくらい人里離れてるかと言うと、
- 都心から高速道路で2時間
- 高速道路をおりて一般道の山道を1時間(その間にダムや牧場を通る)
- クルマではこれ以上いけないというところに駐車
- そこから徒歩で山道(途中に崖、倒木、ぬかるみ、などアリ)を1時間半
という、なかなかハードな道のりです。
そんな人里離れた温泉宿なので、ショッピングやスポーツ&アクティビティなんて設備はありません。
なので、山を眺めたり、渓流の水を眺めたり、温泉に浸かったり、という時間を過ごしました。
ひたすらぼーーーーっとしてました。
ゆっくり流れる時間は贅沢ですね。
耳に聞こえる音も川のせせらぎと鳥の声くらい。
時間や人に振り回されたり、不要な欲や怒りに振り回されたり、そんなことを毎日繰り返してるわけですが、自然の中にいるとそんな日常が小さなことに思えてきます。
モノに困ってないのに、新しい商品に意味なく欲望を掻き立てられたり、
自分と関係ないことに、不快感を掻き立てられてイライラしたり、
どうでもいいことに自分を浪費することはつまらないなあと。
つまらないことに自分のエネルギーを使ってきてもったいななあと。
そんなことをぼんやり考えたわけです。
定期的に人里離れた場所に来ることを自分のルーチンにしたいなあと思います。