緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

学習には検証が重要というはなし

「学習はインプットすること」と思ってたが「出力しながら学習」し「出力結果を検証しながら学習する」ことが重要ということに気づいた話です。
柔術での気づきなのですが、何にでも当てはまることなのかなあと。

ざっと箇条書きにしてみる。

以前の自分
  • 柔術のスパーリング回数をこなすだけでは効果的な練習にはならない。
  • 動きを理解してないとただカラダを動かしてるだけ。汗かいてスッキリして気持ちいけど、それだけで終ってしまう。
  • 頭で理解しないとただムダにスパーリングすることになるので、頭の中で技や動きを反芻できることが重要。または、本やDVDで学習すればより良い。
今の自分
  • 頭で理解することと、カラダで理解することは別。全く別と考えたほうが良さそう。
  • 初心者のうちは頭で理解することよりも、カラダで理解することのほうが(肌感として)多いと思う。
  • 超初心者のときは、押さえ込まれてる場面で自分がどんな体勢になってるかすら分からなくなることがあるが、スパーリングをこなしてるうちに自分の体勢が分かってきて「お、ここに隙間があるから膝入れてエビ出来るな」ということが分かってくる。そういうことはスパーリングこなさないと学習できないことと思う。


ぶっちゃけ練習がおっくうになると頭でっかちに考えがちなので、以前の自分は練習がつらかったんだと思う。タップしてばかりだったので。。(スパーリングは負けながら動きを覚えるものだ、と思うようになったら楽になった)。

「やってるうちに分かる」という言葉は、理論的に構造的に理解してないことの言い訳的なところがすごくバカっぽくて、今でもすごく嫌いです。
しかし、「学習には検証が重要」という意味では、「頭で理解することと、カラダで理解することは別」というのは多分ただしいのではないかと思う。
インプットと出力→検証を短いサイクルで出来るということは学習効果としてはもっとも良いわけで、スパーリングはまさにそれではないかと。

来年(2019年)はもっと練習回数を増やそうと思います。