緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

紙を貼っておぼえる

自宅のトイレに貼ってる紙です。

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毎月新しい紙に張り替えながらもう5年くらい貼ってます。
和音の構成音がすぐに出ないときがあったので、毎日嫌でも目に入る場所に貼って覚えようとはじめました。
トイレに行くたびに目に入るのでさすがにおぼえました。
非常に古典的な手法だけどおぼえるためには何度も何度も見るってことがかなり効果的。

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最近これも貼ってます。
よく使うスケールです。
コンディミの11thの音ってなんだっけ?
ということが無いようにこれみておぼえます。

すみだストリートジャズフェスティバル2017に行きました

8月19日(土)と8月20日(日)の2日間行ってきました。

見たライブは下記。

8月19日(土)

中村恵介HUMADOPE

よかったです。
すみだパークスタジオというきちんとした会場で見れたのもよかったです。フェスだと野外になってしまいがちなので、細かい音のニュアンスが聞けなかったりするのですが、きちんとした音で聞けて本当によかったです。
リハーサルでチャーリー・パーカーの「Billie's Bounce」をやった以外はオリジナルでした。曲いいですね。
すみだジャズフェスの一発目をこのセッションから聞けたのは本当によかった。

バンバンバザール デラックス

久しぶりに見ました。
楽しいですねバンバンやっぱり最高に楽しい。みんな笑顔になるライブでした。
「ハッとしてグー」聞けたのよかった。
次の会場にいどうするために最後まで聞けなかったのが悔やまれます。
あと「恋はねずみ色」は名曲だなあと改めて思いました。
バンバンは別の機会にライブに是非行きたい!

Vintage Guitar Trio

場所が、
東武ホテルレバント東京1F「ロビーラウンジ クリスタルムーブメント」
というところでした。ホテルのラウンジです。
ホテルがこういう場所を提供いただけるの良いですね。
ただ、、、音はちょっとなあという印象。
反響して音が聞き取りにくく、、、。
お祭りなので、贅沢言っちゃいけないんですけどね。
演奏は素晴らしかったです。
中牟礼貞則さんのギターはさすがの美しさ。
浅利史花さんのギターはめちゃめちゃ渋いです。まだお若いのにいぶし銀の渋さ。
田辺充邦さんははじめて聞いたのですがソロの歌ってる感すごかったです。
こういう品のある場所にふさわしい演奏聞けて満足。


この日は最後に
吾妻光良&The Swinging Boppers
を見る予定だったのですが雨がひどくなったので断念。

あとで気づいたんだけどこの日一枚も写真撮らなかった。


8月20日(日)

RS5pb (RUIKE SHINPEI 5 piece band)

天気が回復したので野外ステージの類家心平さん見ました。
個人的にはロックフェスのような盛り上がりって苦手なんですがたのしかったです。
大型フェスの野外ステージっぽい。夏らしくていいですね。
新宿PIT INNでみるRS5pbとはちょっと違った印象でした。よかった。

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Gecko & Tokage Parade

はじめて見ました。
ピアノ、ギター、ベース、ドラムのカルテットです。
カルテットというより4人組インストバンドって感じですかね。
ゲーム音楽とかアニメBGMみたいな印象受けました。
何曲か「お!」と思う曲ありました。
モチーフをミニマルに展開していってリズムや音量で上げてくような曲が多いかなと思いました。

鈴木勲x中牟礼貞則

今年のすみだジャズフェスで1番たのしみにしてたのはこのセッションです。

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前日に行ったすみだパークスタジオです。音が良い会場でみれてありがたい。
全曲スタンダードの演奏でした。
中牟礼さんのギターはため息が出るくらいの美しい演奏。
OMAさんはいつものピッコロペースでブリブリとパーカッシブな音を奏でるのですがソロはすごく繊細なメロディーを弾いてたのが印象的。
曲目をメモするのも忘れて聞き入ってしまいました。
Body and Soul
All The Things You are
黒いオルフェ
Beautiful Love
がとくによかったです。

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お二人とも今年84歳とのことですが、このデュオはまた是非見たいです。



今年のすみだジャズフェスも最高でした。
すみだジャズフェスが終わると夏もおわりな気持ちになりますね。
来年もたのしみです。

練習方法を変えたこと

ギターの練習方法を変えてみました。

旧:楽譜(アドリブまで書かれた譜面)をみてそのまま弾く。弾けるようになったらちょっとアレンジして弾いてみる。

新:いろんなポジションの和音で弾いてコード進行をおぼえたら、iRealProでオケを流して弾いてみる。弾けなくても弾く。


この練習方法のメリット

  • 短い時間でも練習できるようになった(寝る前の30分を練習時間に当ててるが以前よりも短時間で効果的な練習が出来てると思う)
  • 曲(コード進行)をおぼえるのが早くなった。
  • 次の和音を考えながら弾けるようになった。クルマの運転に例えると「カーブを曲がりながら次のカーブを見てアクセルとハンドリングの判断をしてる」みたいな感じ。
  • フレーズに詰まった場合はコードトーンだけとか3度と5度だけとかで乗り切るんだけど、結果的にコードトーンを確実におぼえることが出来てる。
  • いままで使わなかったポジションのコードトーンをおぼえられる。
  • 次の和音の構成音を考えて弾くことが出来る。

まとめると
「考えて弾くことが出来るようになった」
という効果が出てると思います。

デメリットはまだ分からないけど、たぶんこの練習方法ばかりやってたら手癖が出来てしまうかなと思います。
ときどき以前の練習方法に戻ってひとのフレーズを完コピすることで手癖防止ができるかなと。

しばらくはこの練習続けてみます。

今月聞いた新譜(2017年7月)

例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。



STEREO CHAMP / ステレオチャンプ

STEREO CHAMP / ステレオチャンプ

井上銘です。
コンテンポラリー・ジャズ的なアルバムかな?と思って聞いたらちょっと違ってました。もっと幅のあるアルバムでした。ただしバリエーションとかバラエティーとかとはちょと違うニュアンス。ジャズだったりロックったりファンクだったりするんだけど、真ん中にあるものは同じだなあ、という印象。いろいろ見た目は違うけど手触りは全部一緒で、さらっとしたのがスーッと入ってくる感じ。抽象的すぎて自分でも分かりにくいけどそんな感じ。
外に向かって開いてくような晴れやかな音で聞いてて気持ちいいです。
あと、類家心平さんのトランペットがすごく良いです。ズバッと斬り込むようなフレーズあり、囁くような甘いフレーズもあり、すごく良い。ライブで聞きたい。




世界はここにしかないって上手に言って

世界はここにしかないって上手に言って

ものんくるです。
前作の管楽器のハーモニーがすごく好きだったのでこのアルバムも発売日に買いました。
はじめの印象は「あれ?アレンジがポップだな、、、」と思ったのですが、聞くほどに良さを感じます。楽器の音がうんぬんでなく楽曲としてすばらしいなあと。
個人的には前作はキラキラした印象だったのですが、今作は内側にやわらかく閉じてくような印象を受けました。
家の中でじっくり聞きたい。寒くなって部屋に暖房つけて聞くのが今から楽しみです。




7月はこんなところで。
他にも2枚ほど新譜買ったのですが、時間が無くてまだ聞き込めてない。

本を読む時間と音楽を聞く時間がほしいです。

ルートから見た度数の指板図

ギターを弾く時間が少なくなってしまいました。
「このままギター弾かない人になろうかな」と考えたのですが、何となく惜しい気がして未練がましくこんなことをやってます。

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RHODIAのメモに指板図を書いて電車の中で見るようにしてます。
ルートから見た度数の指板図です。
ルートどこのときに9度がどこ、とか♭13がどこ、とか。

写真には写ってないですが、4弦ルートの指板図や3弦ルート、2弦ルートの指板図もあります。

音の位置や距離感を忘れてしまうと本当に困るので、これを見て忘れないようにしてます。

ギターに触る時間増やしたいですね。