緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

今月聞いた新譜(2019年7月)

例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。



ポール・ブレイ・トリオのトリオのライヴ盤です。

メンバーは、
Gary Peacock(ベース)
Paul Motian(ドラムス)

ポール・ブレイはソロとトリオを数枚聞いたことあるくらいなのですが、このアルバムもポール・ブレイ的な美しさ。
さざ波のようにパルスが連続するところはまるで現代音楽のようでミニマル。
そして凛とした静謐感溢れるフレーズ。

じつは久しぶりに(3年ぶりくらいに)ポール・ブレイのCDを聞いたのですが「あーこれこれ。ポール・ブレイだ」とひとりでうなずいてしまった。それくらい自分にとっては強い個性を持ったピアニスト。ほんとに好きです。

このアルバムは1999年のスイスでのライブ録音。
なんでこれが今まで発売されてなかったんだろう?と思うくらい音がクリアでよいです。

ピーコックとモチアンのプレイも知的で良いです。

ポール・ブレイのソロ・ピアノを聞きたくなりますね。
『Open to love』を久しぶりに。