ECMの配信
ECMの配信が話題になってますね。
公式サイトの情報を見たのですが、違法ダウンロードや違法ストリーミングへの対策らしい。
https://www.ecmrecords.com/public/docs/ECM_and_Streaming.pdf
ECMは配信はやらないと思ってたのですが、これも時代ですかね。
とはいえ月額千円程度を払うだけECMのコレクションが聞き放題なのはとてもうれしい。
この1週間はザクザク掘りまくって聞きまくってました。
クラシック音楽や現代音楽も良いですね。いままでちゃんと聞いてこなかったのですがきちんと聞くとすごく良い。CDを揃えたくなります。
配信でどれくらいの枚数を出してるのかな?カタログをどれくらい網羅してるのかな?と思ってザザーッとApple MusicのECMのアルバムを見て見ました。そのときにたまたま気づいたのですが再生できない曲が入ってるアルバムがありますね。アルバムによっては全曲配信してないものもあるみたい。10曲中8曲しか聞けないとか。なので気に入ったものはやっぱりCDで買うことになるかも。
ECMが配信開始ってのは「らしくない感」がスゴイって印象です。
音楽が「所有するもの」から「アクセスするもの」に変化してることについては良い点悪い点があり複雑な気持ちになります。でもインターネットで配信することによって「接点が増える」「その音楽に出会える人が増える」ということは本当に良いことと思う。
(僕は高校時代にスイングジャーナルを読んでたので、ジャズのことを「格式が高くて、とっつきにくい音楽」と思ってた。アレを聞かないとコレを聞いちゃダメとか、コレの良さが分かってからソレを聞くべし、とか。偏見である。こういう偏見が無かったらもっと自由にいろんなものを聞けたのにと思ったりする)。
僕もこれを機会にECMのクラシック音楽も聞いてみたいと思います。
沈黙の次に美しい音。
いいですね。
ECMのこの言葉がすごく好き。
深夜寄席に行きました
深夜寄席とは、毎週土曜日の21時半から23時に開かれる会です。
夜の部(17時〜21時)の終演後に開かれます。
深夜寄席に出られるのは二ツ目の落語家さんです。
出演の機会が少ない二ツ目の落語家さんに芸を披露する機会を作ろう、という目的で深夜寄席がはじまったそうです。
この日も4人の噺家さんが出演です。
20時40分くらいに末廣亭に到着。10人くらいが並んでました。開場前には50人くらいに列が増えてました。
21時くらいに木戸銭千円を払い(去年まで500円だったのが値上がりしたんですね)、21時15分くらいに開場。
座敷席と椅子席で迷いましたが椅子席に着席。
末廣亭に来ると開演時間までぼーっと天井や欄間を眺めて過ごすことにしてます。江戸文化に浸れます。ほんとに良いです。外観の味わい深さは有名ですが内観もすごく良い。
そうこうしてるうちに幕がひらいで開演。
久しぶりの末廣亭でしたが今回もおもしろい落語が聞けました。4人の落語家さんそれぞれ良かったです。特に三遊亭伊織さん、この人の落語はまた聞いてみたいと思いました。
終演後にはさっきまで高座に出てた落語家さんがお見送りしてくれます。開場前の行列を整理するのもチケットもぎりもその日高座に上がる落語家さんです。こういうところも深夜寄席の良さですね。
帰りは新宿三丁目で一杯ひっかけて落語の余韻にでも浸ろうと思ったのですが、すでに23時半だったのでまっすぐ帰宅しました。新宿駅までの道すがら、11月にしてはだいぶ寒い夜道を歩きながら、寒くなってきたからそろそろ「芝浜」か「文七元結」が聴きたいなあと思いました。
Googleのメトロノームが以外と良かった
「メトロノーム」とGoogleで検索するとメトロノームが表示されることはどこかで読んで知ってたが、結構使えるメトロノームだった。
コツコツという自然な音。ちょっと低めの音なのでギターの音域とぶつからないところが聞き取りやすくて良い。
電子音のメトロノームが苦手なので自然な音のメトロノームを探してるのですが、本体スピーカーがショボくてバリバリな音のモノが多くて、メトロノーム選びはなかなか上手くいかない。しかし以外に身近に良いものがあったもので検索したらすぐ手元に現れた。
ウェブサービスのメトロノームってのが気になるところである。しかし最近はどこでもWiFiあるし、WiFi無くても電波飛んでるところならウェブにアクセスできるわけなので全く問題ない。
単純な機能なモノはどんどんウェブサービスやアプリになってしまうのでモノとしての質感(材質や手触りや音や重さ)で差別化しないと対抗出来ないなあと思ったわけです。
松原慶史Standard Trio @江古田 そるとぴーなつ
11月3日(金)に行ってきました。
(今回は写真撮り忘れたため画像なしです)
スタンダードのみを演奏するライブです。
松原慶史(guitar)
落合康介(bass)
大村 亘(drums)
ギターの音が美しいです。
鐘のような透明感があり広がりがある音。
ギターはアイバニーズのPM2-AAでしょうか。パット・メセニーモデル。すごくいい音。
何曲かエレガットに持ち替えて弾いてましたがエレガットの音がほんとにすばらしいほんとーにすばらしい。
Ryosuke Kobayashi Guitarsというところのエレガットらしいです。
www.kobayashiguitars.com
ライブのほうはというと
スタンダードのみということですが知らない曲もありました。
途中でスタンダードってことを忘れて聞いてました。
あと、ドラムの大村 亘さんがすばらしくよかった。
松原慶史さんのライブははじめて行ったのですが、スタンダード以外の演奏も聞いてみたいです。
そういえば、
足元にはこれが置かれてました。
- 出版社/メーカー: BOSS
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ちょっと欲しくなりました。