緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

ピックを変えてみました

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ギターをはじめた中学生の頃からずっとティアドロップ型を使ってたのですがオニギリ型に変えてみました。

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曲の中でピック弾きと指弾きとを切り替えたいなあと思ったためです。
イントロは指弾きで低音弦でベース鳴らしながら高音弦でメロディーを弾いてテーマからピック弾き、とか。
ジャズギタリストが指の間にピックを挟んで指弾きに切り替えてるの見て自分もやってみようと思いました。
小指の付け根に挟む方法でやろうとしたのですが、ティアドロップ型だとピックが小さいのでポロッと落としてします。
なので大きくて挟みやすいオニギリ型にしました。

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これを

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こうします。

大きいので安定してる。持ちやすい。

ピックが大きくて安定してるので4ビートのバッキングがやりやすい(気がします)。

切り替え(持ち替え)が早く出来るように練習します。

今月聞いた新譜

例によってリリースされて半年未満のものは新譜という括りで。

Black America Again

Black America Again

最近こればかり聞いてます。すごくいいアルバム。
知的なヒップホップです。そしてとても人間味が溢れてる。
ロバート・グラスパーがピアノ弾いてるんですね。
ジャズが好きな人にもヒップホップが好きな人にもオススメできます。



ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト

ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト

久しぶりのメタリカ。2枚組です。
いつもどおりのメタリカです。





今月聞いた新譜はこの2枚。
コモンの新譜は本当に良い。
ヒップホップが好きな人もジャズが好きな人もソウルが好きな人も満足できるアルバムと思います。
最近のヒップホップがジャズに接近してる状況はおもしろいです。
ジャズからヒップホップに接近してるロバート・グラスパーなどとは逆方向のアプローチとしてとても興味深いです。


NPR Music(アメリカのラジオ局)が主催するオフィス内ライブ(NPRのオフィスで行われるミニライブ)が好きでYouTubeをチャンネル登録してるのですが先日コモンが出演してました。
これもすごく良い演奏です。
ここでもロバート・グラスパーがピアノ弾いてます。


Common At The White House: NPR Music Tiny Desk Concert

ZOOM Multi Stomp MS-50Gを買いました

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発売されてだいぶ経ってるので今さら感ありますが、評判が良いので買ってみました。

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開封。

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おもちゃっぽい。昭和のロボットみたいでかわいいです。

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単3乾電池で動きます。9V電池じゃないところが良いです。エネループが使える。エコですね。


音を出してみました。

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いいですね。
ストラトをスタジオのJC-120で鳴らすときのブースターとして買ったのですが、他のエフェクトも使えますね。
とりあえず
ブースター(チューブスクリーマー)、コーラス、ディレイ、リバーブ
を音を作ってコンテンポラリージャズっぽいエフェクトを作ってみました。
ES-175にも繋いでみましたが音の艶が増します。これは良い。

ZOOMは空間系だけってイメージがあったのですがナチュラルな音も全然いいですね。
これで8000円とはスゴイです。
「ちょっとしたセッションならこれ1個で十分」と言われてる理由がわかりました。本当にこれだけで十分。

音色を1〜2個くらいしか切り替えないのでペダル1個でもたぶん問題なさそう。
エフェクトが100個もあるのでこれを参考にして次回のスタジオまでに音色幾つか作ってこうと思います。

エフェクトリスト(PDF)

記憶すること理解すること

ギターの話です。
中学生から20代半ばまで10年間くらいギター弾いてたのにギターを思うように弾けないのはなぜだろうか?とふと考えました
(20代半ばから20年くらいほとんど弾いてなかったですが)。
指のカタチだけを覚えて演奏してたのが原因だなと。そのため全く身につかなかったんだろうなあと。
理論なんて勉強する必要ナシ、音楽は感性でやるもの、と思ってましたからね。バカですね。

ギター(とくにロックギター)は変なもので自分が今弾いてる音がドなのかラなのかさえ分からなくてもペンタトニックの指のカタチさえ覚えてればなんとなくサマになってしまうんですよね。後ろで鳴ってるコードが何だろうが関係なし、ちょっとズレててもエモいとか味ということにしてしまってごまかす。音楽としてどうなんだよ、と今になって思います。

同じことを繰り返さないようにしたいです。
なので今は音の意味を考えて練習するようにしてます。
スケールも度数(たとえばメジャースケールだったらR、9、△3、11、P5 、13、△7。オルタードだったらR、♭9、♯9、△3、♯11、♭13、m7とか)で覚えるとか、曲のコピーも和音・スケールの何度を弾いてるかを意識するとか。

フレーズ集を弾いてみるときに何も考えずに指を動かすことばかりに集中しがちですが、そこはしっかり意味を考えることに時間をかけたい。そのほうが結果はやく上達すると思います。

反復練習によって出来るようになることはもちろんたくさんあります。でもそれだけだと練習した曲しか弾けません。
日本語を習得したい外国人が「あいうえおかきくけこさしすせそ・・・」と毎日書きとり練習しても日本語で会話出来るようにはならないのと同じで。意味を考えないと身につかない。
なぜここでこの音が使われてるのか、なぜこの音階はこの並びなのか、なぜこの和音が出てくるのか、などを理解することが重要だなと。自戒をこめて。

吉野弘志(B)・中牟礼貞則(G)デュオ@中野スイートレイン

11月16日(水)中野スイートレインでのライブに行ってきました。

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会議が早く終わった19時半に「お!行けるかも」と思ってダッシュで会社を飛び出し20時ピッタリに中野スイートレインに到着。
中牟礼さん今日はいつものナチュラルのES-175でなく渋いサンバーストのES-175(P-90がフロントのみについたやつ)でした。

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小さなライブハウスなのでアンプの音と生音がいっしょに聞こえます。フレーズによってはピッキングのグッと力入った音が生でも聞こえてきていいですね。
お客さんは少なかったですがみんながうっとりと聞き入ってて、演奏が終わるとため息をついて今聞いた音楽を噛み締めてから拍手するという、音の1粒1粒をじっくち味わってる感じがとても良かったです。

曲間の中牟礼さんのお話がとてもおもしろく、ミシェル・ペトルチアーニの「Morning Blues」の前のドミナントについての話し(ドミナント→トニックで解決しないふわっとし浮遊したようなコード進行の話し、カインド・オブ・ブルーでのキャノンボール・アダレイコルトレーンを例にしたコーダルとモーダルの話し、など)はとても興味深かったです。

あとスイートレインのママさんに来年のカレンダーをいただきました。

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年の瀬ですね。