井上智トリオ@江古田 そるとぴーなつ
1月25日(水)に行ってきました。
会議が入ってたのであきらめてたのですが、早く会議が終わったのでダッシュで江古田へ。そるとぴーなつについたのが20時10分でしたがちょうど始まる時間で滑り込みセーフでした。
スタンダード中心に演奏するとのことでFalling Love With Loveからライブスタート。
トリオの井上智さんを見るのははじめてでした。なぜかいつもデュオばかりだったので。ベースとドラムははじめて演奏聞く方だったのですがすばらしかったです。
井上智さんのギターは変わらず良い音ですばらしい。
繊細でコシがあって。コンテンポラリージャズギターのエフェクト効かせた音も最近好きになってきましたが、やっぱりギター本来の音は良いですね。
ジム・ホールのWaltz NewとAll The Things You Areが大好きなのでこの2曲が聞けて良かったです。
最後はソニー・ロリンズのThe Everywhere Calypso 。楽しい曲で最高。
でアンコールは井上智さんのオリジナル曲のJust Stay Strong。阪神淡路大震災のときに書かれた曲とのことですがはじめてこの曲聞きました。ブルースです、いい曲。
4月にもこのメンバーで再演決まったらしいのでまた行きたいです。
01.Falling Love With Love
02.I'm in The Mood For Love
03.Love You Madly
04.?(失念しました、、、エリントンのナンバー)
05.Waltz New
06.No More Blues
07.When Lights Are Low
(休憩)
08.The Night Has a Thousand Eyes
09.The End of a Love Affair
10.All The Things You Are
11.The Everywhere Calypso
(アンコール)
12.Just Stay Strong
マイク・モレノ(g) ジョン・カウハード(pf) デュオ@南青山Body&Soul
1月21日(土)に行ってきました。
マイク・モレノのライブは今回はじめて。ジョン・カウハードは演奏聞くのもはじめてです。
Body&Soulは何度か来てますがこんな良い席はじめて。なんと一番前の席。
[
目の前50cmの距離にマイク・モレノのマルキオーネが置いてあります。おおおぉぉぉ200万円のギター、、、!
思ってたよりボディが薄いですね。
というわけでひとりで舞い上がってたら19時に開演。
うーむ、すばらしいですね。
漂うようなふわーとした曲なんだけど緊張感がすごく良い。
途中ピアノの音とギターの音が溶け合ってっちか分からなくなる瞬間何度もありました。
正直言うと、1stセットは何度か寝そうになってしまいました。つまんなくて睡魔が来たというわけではなく、音が気持ちよすぎて。
30分の休憩を挟んで2ndセット。1stセットよりも強めの曲をやりました。2ndセット最高によかったです。すごくよかった。演奏が終わるのが惜しいくらい。
席が真横だったのでマイク・モレノが弾いてる姿がちょっと見にくかったかな。ネックの裏側はよく見えましたが。
で、すぐ目の前にエフェクターボードがあったので写真撮っちゃいました。
調べてみました。
左から
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右にいって
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ボードの外にあるのが
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このペダルを小刻みに踏んでトレモロっぽい音出してたのはおもしろかったです。ぜひ真似したい。
エフェクターレポートみたいになっててヲタクみたいであれですが、演奏はほんとうにすばらしくて夢のような時間でした。
ビバップ聞くことが多いのですがこういうのもCDもっと聞いてみたいです。
Bluetooth イヤホンを買いました
半年ほど使ってたイヤホンが片方からしか音が聞こえなくなったのでBluetoothイヤホンを買うことにしました。
条件は、
- 3,000円以内
- 音はそこそこであれば良い
です。
通勤中や作業中に使うくらいなのでそんなにスゴイのはいらない。
(そもそも野外で音楽聞く事が好きではないので(街の雑音と音楽が混じるのが嫌なので)、曲を覚える時くらいしかイヤホンは使わないため)
で買ったのはこれ。
結論から言うと、このイヤホンとても良いです。
Amazonでポチった翌日に届きました。
なかなかおしゃれな箱です。
開封。
本体と付属品です。
取説もちゃんとしてる。
スポーツ系だったのね(いま知った)
使い方は簡単でした。
イヤホンの「QCY」とロゴが入ったところを長押しすると点滅してペアリング。
おお、色が変わって点滅する。
音量調整や曲送り・曲戻しはイヤホンのこの小さなボタンで可能。だが耳につけた状態でこの小さなボタンを押したり長押ししたりするのはちょっと難易度高く押し間違え何回かしてます。
使ってみた感想、まずは良かった点。
- 軽い。付けたときの違和感ナシ。
- 期待してなかったけど音良いです。普通に良い。変な色付けがなくて聞きやすい。ジャズ中心につかってるけど全く不満ナシ
- ワイヤレスは思った以上に楽。コート羽織ったりカバン担いだりするときに邪魔にならない。
残念な点。
- 操作感がちょっと。音量調整や曲送りはやりにくい、、、
おおむね満足です。買ってよかった。
大事に使おうと思います。
ハーモニックマイナーとメロディックマイナーのダイアトニックコード
前回こんなのを書きました。
tomohironozima.hatenablog.com
マイナーのときはハーモニックマイナーもメロディックマイナーもミックスして出てくるのでそれぞれのダイアトニックコードをまとめててみました(ついでにメジャーダイアトニックコードも)
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵ | Ⅶ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
M | Ⅰ△7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | Ⅳ△7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(♭5) |
m | Ⅰm7 | Ⅱm7(♭5) | ♭Ⅲ△7 | Ⅳm7 | Ⅴm7 | ♭Ⅵ△7 | ♭Ⅶ7 |
hm | Ⅰm△7 | Ⅱm7(♭5) | ♭Ⅲ△7(#5) | Ⅳm7 | Ⅴ7 | ♭Ⅵ△7 | Ⅶdim7 |
mm | Ⅰm△7 | Ⅱm7 | ♭Ⅲ△7(#5) | Ⅳ7 | Ⅴ7 | Ⅵm7(♭5) | Ⅶm7(♭5) |
コード進行例
|A♭△7|B♭7 Bdim7|Cm7 |
ナチュラルマイナーの
♭Ⅵ△7→♭Ⅶ7→Ⅰm7
の展開にハーモニックマイナーのⅦdim7を♭Ⅶ7を入れてみたもの。B♭7からCm7にベースラインが半音でスムーズにⅠm7に解決。
|Dm7(♭5)|G7 Bdim7 |Cm7|
ハーモニックマイナーの
Ⅱm7(♭5)→Ⅴ7→Ⅰm7
にⅤ7の代理コードのⅦdim7を入れたもの。ここでも1小節内で2拍ずつ。これもBdim7からCm7でベースに動きを持たせたやつ。
|Cm7 |Am7(♭5)|Dm7(♭5)|G7 |
よくあるコード進行でマイナーの1-6-2-5。
ナチュラルマイナーとメロディックマイナーが混ざったやつ。
ナチュラルマイナーのⅡm7(♭5)(Dm7(♭5))を代理コードの♭Ⅵ△7(A♭△7)にすることでベースラインを半音下がってG7にスムーズつなぐことも可能。
みたいな感じで。
ハーモニックマイナーだけ、もしくはメロディックマイナーだけ、でコード進行をつくることはあまりないのですが、ナチュラルマイナーの中にミックスしてつかうことでよりバリエーションがたくさん出来る。
ちょっとコード進行変えてみたいなってときにマイナーの代理コードの幅が増えるのは便利です。
目的を持って練習すること
練習は目的をもってやりたい、というお話です。
格闘技では「この練習で何をやるか」を考えて稽古をすることにしてます。
以前柔術を習ってた先生に
「体動かして汗かいて充実感を感じる、それも大事。でもそれだけだと強くなれない。練習で何をやって、何を出して、何を得るか、を考えて稽古することが大事。」
と言われたことがあります。
それ以来練習に行く前には、出したい技・試したい技、知りたいこと・習いたいこと、を考えるようにしています。
それによって練習の密度が濃くなって上達のスピードが増したと思います。たぶん。いや、強くなってるはずなので確実に効果は出てます。
ギターも同じではないか、と最近思うようになりました。
自宅でひとりで練習するとき(とくにスケール練習とかの単調な練習のとき)、はじめのうちは真面目に練習してるのですが時間経つにつれ飽きてしまって指が覚えたフレーズをダラダラ弾いたりしがちです。そうして自分が弾けるものだけをひと通り弾いて「たくさん弾いたなー練習したなー」と満足してしまいがち。でもこれって練習にはなって無いですよね。弾ける曲だけを弾けるフレーズだけで弾いて心地よい充実感を感じて自己満足に終わってるだけ。汗かいて体動かすだけで練習した気になってた格闘技の練習の頃と同じ。これでは上手くならない。
なので、最近は無駄にギターを持たないようにしようかなと思ってます。ギター持たない練習を増やしていきたい。
ギターを持たずにどんな練習をするかというと、
- 譜面を見てコード進行を数字に置き換えて曲の構成を理解する(「ここでマイナーに転調かー」とか「ここでツーファイブが入るのかー」とか)。
- メロディーがコードに対して何度の音なのかを見る(3度とか5度とか)。
- メロディーにあったコードのポジションを何個か考える。
- 何のスケールで弾けるのかを考える(「ここのセブンスはオルタードでいけるな」とか「ここはhmp5がいいかな」とか)。
とか。
ここまで考えてからギターをケースから出すようにしようと思います。
目的を持って練習することで「ダラダラ弾いてしまう病」を直したいです。
「考えて弾く」ことの練習になればいいなと思います。