緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

考えることカラダを動かすこと

先日柔術セミナーに参加しました。
セミナーのテーマは『クローズドガード』。とても勉強になったセミナーでした。

セミナーでならったこと以外にも「ほほー」と思ったのがありまして。それは、先生が
「いま何でスイープされたんだろう?」
「なぜ相手はスイープできたんだろう?」
「ではどうするべきだろう?」
ということをひとつひとつ口に出して説明してくれた点です。

これがすごく分かりやすい。「これこれこうするように」と言われるよりも断然早く理解が出来た。
なぜか?
自分の頭で考える、ことが出来たからであり、考えるプロセスをガイドしてくれたからだと思う。

いろいろと考えながら柔術してると、いろいろとポイントが掴めてくる。
例えば、

  • 自分の左足で相手の肩に体重かけてるから相手が動けないんだ。てことは力まなくても相手は逃げられないんだ。
  • この体勢ではすでに相手のバランスが崩れてるので、急いで足を掛けにいく必要はない。なのでじっくり確実に足掛けにいったほうが良い。

など。いろいろポイントが掴めてるので、自分がどう動くのがベストかが見えてくる。


ついついがむしゃらにやってしまいがちですが、立ち止まって「いまのはなぜだ?」と考えることは大事だなあと。できれば、考える→動く→考える...を同時に出来るようにしたい、と思いました。