緊張と緩和

ギターとかジャズとか格闘技とか

ロバート・グラスパー・トリオ@Blue Note Tokyo

1月3日(水)の2ndセットに行ってきました。

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メンバーは去年と同じです。
tomohironozima.hatenablog.com

ロバート・グラスパー(ピアノ)
ヴィセンテ・アーチャー(ベース)
ダミオン・リード(ドラムス)
ジャヒ・サンダンス(ターンテーブル

静かな演奏でライブがはじまり、マーティン・ルーサー・キング牧師の「I have a Dream !」の演説のサンプリングでじわじわと緊張感が高まります。
いつの間にか激しい曲に入っていき熱い演奏に。
最後はまたゆったりと熱い余韻を残しながら終演。

すばらしかったです。
ジャズとR&Bとヒップホップを横断するような時間でした。
ブラックミュージックのいろんな要素が目の前で溶け合っていくような。
すごいもの見た。

ダミオン・リードのドラムが最高によかったです。
マシンのような正確さで激しい曲からボリュームを落とした静かな曲までの懐の広さ。キッチリしたグルーヴを出しながらときおりピアノが2台あるかように思えてくるような歌うようなドラムを聞かせてくれたりとほんとにすばらしい。

全体的には激しめの内容だったと思います。
途中で意識が飛んで無心で音楽に聞き入ってました。
本当によかったです。


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2018年になりましたね。